ks ヒストリー

慌ただしく過ぎる 師走、

金曜日の   開店と同時に  月曜日の閉店までお客様が絶える事が無く有り難い限りです。

お陰様で Ks アンティークの幕引きまで 残すところあと 3週間となりました。

ここに来て急に つい先日のような昔を懐かしく 回顧しています。

 

1980年、先代が創業した 家具小売店を継承しました、高度成長期に過信したツケは大きく、マイナスからのスタートでした、それでも先代の過去の栄光を追い  、衰退産業の道を逆走すること15年、そして追い討ちをかけるかのように日本経済のバブル崩壊、 その代償は大きく 例えば上場企業の社長の生涯報酬を持ってさえ返済しきれるものではありませんでした。

家業継承とは いかに難しいものか  今になって気付かされるのですが!

決して 時流には逆らわないことです。

 

 

背水の陣

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当時 まだ珍しかったコーヒー専門店

かうひいや、   こぅふぃかん、イタリアンジェラート ジェラテリアに挑戦しました

開店の資金調達のその殆どは 高利の信用組合、よく貸してくれたものです、その恩に報いるべく、年中無休、一日 十六時間労働

いずれの店も素人商売にしてはお客様に恵まれ 客足が絶えませんでしたが  衰退の速度もこれ又早いもので10年程で撤退。

 

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あてもなく 路頭に迷うように、何故かイギリスに飛んでました。

家具小売店から派生したアンティークとの出逢いには身震いしたものです。

アッ!   こんな素晴らしいものがこの世の中にはあるんだ!

不思議とアンティークにはすごく自然体で向き合えたものです、

初コンテナは  LC 決済   どの金融機関も門前払い、資金調達力ゼロ、 輸入代金はローン付きの車の質入れで調達しましたが、何故か なんの迷いも不安もありませんでした。

やっと の事、天職に巡り会えたという喜びに満たされていました。

 

人口一万の小さな町の郊外にある自作のガレージに恐る恐るにアンティークを置き  ユニオンジャックを看板がわりに静かに開店。

 

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それは正に奇跡でした。

来る人 来る人が、これまでに出会ったことの無い価値観を共有できる客をはるかに超えた、同志的に結合した友人のような人達でした。

 

そんなお客様に支えられあっという間に二十数年が経ちました。

新しい潮流の足音がすぐそこに聞こえてはいるのですが!

静かに 世代交代です。

 

お陰様でマイナスから ZEROのスタートラインに今やっと立つことが出来ました。

 

おかげさまです、

 

感謝の言葉いっぱいです。

 

あと 残すところ3週間  商人として精一杯の仕事をしたいと思っておりますので 、

御来店 心よりお待ちしております。

2017、12、7